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ミショー芸術論集 思潮社 P16

弘融僧都が「物をかならず一具にととのへんとするは、拙き者のする事なり。不具なるこそよけれ」といひしも、いみじくおぼえしなり。すべて何も皆、事のととほりたるはあしき事なり。しのこしたるを、さて打置きたるは面白く、いきのぶるわざなり。「内裏造らるるにも、かならず、作りはてぬ所を残す事なり」と、ある人申し侍りしなり。先賢の作れる内外の文にも、章段の欠けたる事のみこそ侍れ。(吉田兼好「徒然草」)

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